9月29日(土)と30日(日)の2日間新潟県妙高市にある妙高西条農園においてコシヒカリの手刈りと、刈り取った稲を束ねて天日干しのためのハサかけの体験を行いました。妙高西条農園は上越緑のボランティア活動でいつもお世話になっている池田さんが経営する農園で、これまでに稲刈りなどを体験したことのない都会育ちの人達に豊穣の国の象徴である稲刈りを体験する機会を提供してもらっているものです。
第一日目は昼食の後フォーカス・ワンからの参加の4名を含めて、小学生、地元の学校の先生など総勢23名、台風24号が列島を縦断する前のタイミングで時折小雨がぱらつく中、3時間ばかり汗を流しました。ハサカケをした稲の束を眺めると実り多い秋を実感出来ます。
その晩は赤倉温泉の老舗の旅館の温泉に浸かって疲れを癒し、美味しい地酒を堪能しました。
翌日は台風接近のため早めに切り上げて、それぞれ帰路につきました。
その後はご存じのように関東甲信越至る所で近年稀な暴風雨となり、ぎりぎりで稲を収穫できたという次第でした。コントロール出来ない自然のなかで行う農作業は大変であるという事も実感できた今回のツアーでした。
(文責:杉野)