逗子寺町プロジェクトのイベント報告

地域おこし・自然再生活動部会では神奈川県逗子市の東に位置する神武寺を中心とする地域の里山整備と地域基盤の活性化のサポートをやってきております。神武寺は緑豊かな森に囲まれた、山岳仏教の面影を今も伝える奈良時代である開山724年の天台宗の古刹で、山門、鐘楼、秘仏薬師如来をお収めしてある薬師堂などを擁しております。この度11月24日(土)お寺の行事である霜月会(しもつきえ)に合わせて、地元のプロ奏者の集りである逗子三曲会(琴、三味線、尺八)のボランティア協力により邦楽コンサートを開催しました。

肌寒い日ではありましたがお堂がいっぱいのなる80名近くの方が集り、野点のお茶を楽しみながら周りの木立に吸い込まれていく伝統の音色を楽しみました。お堂に響くお琴、三味線、尺八の音色は何とも素晴らしく、特に十七弦のお琴の低重音には心を打たれるものがあります。また、尺八による讃美歌アメージング・グレイスには聴衆の多くが聞き惚れていました。

(文責:地域おこし・自然再生活動部会 杉野)