新年明けましておめでとうございます。 会員の皆様におかれましては、ご家族共々、清々しい新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
昨年は、地震、水害などの自然災害が多発し、また記録的な猛暑にも見舞われる中、パリオリンピック・パラリンピックでの日本選手のメダルラッシュの活躍、ドジャーズに移籍した大谷選手の可能性の限界を感じさせない活躍に、日本中が明るく盛り上がりました。
他方、国際政治に目を向けると、ロシアのウクライナ侵攻に伴う戦闘は長期化しており、イスラエル・ハマス戦争も、多くの犠牲者が発生しているにもかかわらず、停戦の気配もなく、世界の人々を深い悲しみと無力感に陥れています。
我が国周辺のアジア地域でも、地政学的リスクがますます高まってきています。
こうした状況の中で、昨年10月の第50回衆議院議員総選挙により少数与党政権の石破内閣が誕生し、11月にはアメリカ大統領選でアメリカファーストを掲げるトランプ氏が圧勝し、ヨーロッパではその先導役のフランス、ドイツが政治的混迷を深め、昨年末には隣国韓国の政情が急変しました。今年は世界の政治経済状況が大きく変化する可能性があります。
さて、昨年のフォーカス・ワンを振り返ってみますと、4月に代表理事に大井篤、事務局長に伊藤一郎が就任しました。7月と8月には「フォーカス・ワンの将来を語る会」を開催して、当会が抱える(1)高齢化への対応と新入会員の拡大、(2)参加者が減っている月例会の活性化、(3)企業支援の拡大による財政面の安定化 などの課題を議論してアクションを取って行くことになりました。その成果もあって、新会員は徐々に増えており、昨年は9名の増加となりました。
今年は、次の項目を目標に掲げその実現に向けて努力していきます。
(1) 月例会や同好会へのゲスト参加なども利用して、新会員の勧誘を全員で進めて行き、年間20名程度の増員を達成する。
(2) 月例会も講演と懇親会という構成だけでなく、特定のテーマに関する会員同士の意見交換や、地域おこし部会、企業支援部会、同好会の活動紹介など、多彩な構成にし、毎回30人以上の参加を得て活性化する。
(3) 新入会員を企業支援活動に積極的に動員し、新たな企業や事業領域に対する支援を通じて、活動の輪を広げるとともに、賛助会員企業を増やす。
(4) 地域おこし及び自然保全活動に参加する会員を増やし、持続的に活動の幅を広げる。
最後になりましたが、皆様からの忌憚のないご助言、ご提案を取り入れながら、フォーカス・ワンを皆様のより豊かな人生の為に無くてはならない会にするための努力を惜しまないことをお誓いし、新年のご挨拶とさせて頂きます。
令和七年元旦
会長 松村 洋
代表理事 大井 篤
事務局長 伊藤 一郎