1. 西条農園稲刈り・ハサ掛け体験ツアー
日時:2025年9月27(土)-28日(日)
参加者:阿紀、立山、野村、藤井
スケジュール:
9月27日[土]
上越妙高駅集合-池田様宅でランチ、着替えー徒歩で圃場へー池田様の指示のもと、佐藤様、峠様が技術指導して、稲刈り・束ね、ハサ掛け実施―赤倉温泉ワクイホテル交流会(参加者全員で28名、池田様のお友達、近隣の方、池田様のご家族、お孫さん達)
今年は空梅雨で、大切な時期に雨不足だったが、西条農園では水は確保できたため、稲は実っているとのこと、また、当日は朝まで雨だったので、場所によってはぬかるみがある。棚田バンクの稲刈りをする人は、ぬかるみでの稲刈りの練習をするようにとのことで、阿紀氏、野村氏、藤井はチャレンジした。刈った稲を束ねるのは、プロの方達や池田様のお孫さん(高校生でよく働く若者)がサポートしてくださり、なんとかハサ掛けも完成。
その後、池田さんが育てている宇宙芋(エアーポテトともいい、通常イモは地中で実がなるが、宇宙芋は地上で実がなる。また、葉っぱの形がハート型で、かわいい。
全員で記念撮影の後、峠誠二さんは所要の為帰宅された。いつも植林したブナの下草刈りをしていただき感謝してます。
ホテルの社長さんが運転するマイクロバスで赤倉温泉へ。朝を流した後、早速交流会、なんと雪中梅10本、爽韻10本の日本酒、そして芸達者の方達で、賑やかでした。もっとも感心したことの一つに、池田さんの高校生のお孫さんが、稲刈りの束ね、ハサ掛けを積極的に手伝ってくださり、3次会のあと片付けまでしてくださったとのこと。





9月28日(日)
池田様のガイドで、笹ヶ峰高原へ(池田様が約5年間営林署で担当していた地区)
途中笹ヶ峰ダム(農業用ダムでもあり水力発電も)で説明を受け、池田様はかつて営林署時代に、クマに遭遇したことがあるとも話された。池田様は植物、木、地形などに詳しく、私には知らないことばかりで、大変勉強になります。また、農業用の水の権利は昔から水上と下とで、いろいろ決まりがあるとのことも話され、今でもそれが続いているとのこと。
その後、笹ヶ峰牧場へ向かい、宇棚の清水まで少々歩き、美味しい水にありついた。
グリーンハウスには、池田さまのメグスリノキのおせんべいなどが売店にあり、名物のカレーを頂き、妙高高原駅まで送って頂いた。かつては田口(1888年開設された歴史ある駅)という駅だったことを思い出した。
現在は越後ときめき鉄道、しなの鉄道の駅となっており、ホームには直江津行きの列車が止まっていた。鉄道ファンならきっと喜ぶ路線かと。我々は長野経由で帰路に着いた。
とても充実した2日間だった。池田さまの企画力に感謝してます。




2.まつだい棚田バンク稲刈りイベント
日時:10月4日(土)10時から5日(日)午後、まつだい農舞台が会場
参加者:阿紀、野村、山口、藤井、野村さんのご家族(野村利子、石田陽介、石田舞衣、石田寛)
10月4日
10時受付、ガイダンス、グループに分かれ稲刈り開始、ランチ
午後 稲刈りと生き物観察会、日帰り温泉で汗を流し、農舞台で交流会、宿泊は三省ハウス
・ガイダンスでは、今年は雨不足で成長が心配だったが、8月に入りなんとか雨が降り無事に穂が実ったとのこと、ただし棚田により収量に差がある。
・稲刈りは田植えをしたところをできるだけ割り当てたとのことで、田植えと同じ棚田へ向かった。一部はかなりぬかるんでおり、ある女性はぬかるみにはまり、立ち上がれなくなっていた。
・次に向かった田んぼは地割れしているくらい乾いており、稲刈りは楽だった。
・ランチは里山食堂のカレーライス、これが結構おいしい(妻有ポーク入り)。
野村さんご一家がランチ時に合流、参加者全員の写真を撮影した。





午後は、FC越後妻有の応援ダンスをみんなで踊り、グループに分かれて、稲刈り、生き物観察を行った。藤井以外の皆さんは生き物観察に参加。
FC越後妻有は北信越2部リーグにチャレンジするとのこと。全国から妻有に参加して、農作業もして棚田バンクのイベントを企画している女子選手達、とても頼もしい方達です。
稲刈りチームは、午前に引き続き稲刈りからハサ掛けまで作業ができて、達成感がありました。
その後、日帰り温泉(雲海)へ行き、棚田を眺められる露天風呂にも。さっぱりして交流会へ。
交流会では、里山食堂の方達が作ってくださった地元の食材を使ったお料理、新米のおにぎりなどが提供された。アトラクションとして杵と臼を使ったお餅つき、さすがに地元の方は腰が入っていて、安定していました。竹中さんや農作業の指導をされている方も我々のところに入ってくださり、いろいろな話ができて、交流できたことがとてもよかった。








新米のおにぎりや野菜料理、どれも美味しくいただきました。
宿泊は元小学校の三省ハウス、体育館もあり子供たちは遅くまで遊んでました。石田陽介さんは子供たちの人気パパ。一緒に走り回って、お疲れ様でした。翌朝は一汁一菜の朝食、お米がおいしいので満足でした。雲海は素晴らしかった。
山口氏は、星峠にスケッチに行かれ、野村氏ご家族は午前中稲刈りに参加され、午後は青木酒造を訪問されました。棚田バンクのイベントに参加するだけでなく、十日町でいろいろ楽しんでいただけるとイベント参加がより価値のあるものになるのではと思いました。


稲刈りイベントに参加して
☆阿紀氏は妙高での稲刈り後、腰痛のため稲刈りは見学、生き物観察会、交流会に参加。
生き物観察会の講師はプロの方で、子どもたちにもわかりやすく、興味を持つように教えてくれます。毎年夏休みのはじめに小中学生対象で2泊3日のイベント(林間学校)をやっていて、チラシをお配りしました。田植え、稲刈りをきっかけに地域とのつながりを模索したいと考えます。1月の小正月にあらためて訪問したいとかんがえています。
☆野村氏はご家族で参加され、皆様大変満足されたとのことです。生き物観察会は、子供向け(大人も)に素晴らしい企画ですね。孫ら子供たちは「イキイキ」と夢中で網を使っていました。
見たことない「サンショウウオ」など、目が輝いていました。
大変貴重な体験出来て、良い思い出になったことでしょう。
☆山口氏は稲刈り、交流会、翌日の星峠のスケッチをされ、翌日は腰痛を感じることなく、ゴルフも楽しまれたとのこと。お元気ですね。
☆藤井はさすがに3ラウンドの稲刈りで、疲れを感じましたが、お米作りの大変さと、棚田バンクイベントでの参加者との交流など、楽しく、意義あるものでした。
交流会では竹中さんや農作業指導の方ともお話しできましたし、日大芸術学部の教授とも作品について
お話を聴きました。田植えで知り合った女性から、よい宿泊と和食のレストランを教えてもらいました。
次回はその宿泊施設に泊めていただこうかと思っています。