日時:2026年2月24日(火)18時00分~20時30分
会場:東レ社員クラブ
内容:
今回は計26名が参加し、外部講師の福本智之氏(大阪経済大学経済学部教授、元日本銀行北京事務所長や国際局長を歴任)に「中国経済の行方 ―その『弱さ』と『強さ』は何を意味するか」というタイトルで講演していただいた。
講演の骨子は以下のとおり。
中国経済には、「弱さ」と「強さ」が入り混じる。「弱さ」に着目すれば、不動産不況は長引き、地方財政が疲弊、若者は就業難で苦しみ、消費者は節約志向を強めている。一方で、「強さ」に着目すれば、世界最大の製造拠点としてその存在感はますます高まり、米中対立の中でも自前のイノベーションが次々生まれている。一体中国経済はどこへ向かうのかを3度の現地生活を含め、30年間中国経済を見続けてきた視点から、また最近の現地出張も踏まえて論じていただいた。
今回は隣国中国ということで参加者の関心が高い上に、福本教授のお話が非常にわかりやすく、皆が納得できる内容だった。 このため、講演後の質疑応答や懇親会での個別の会話も熱のこもったものになった。具体的には講演内容そのものに対する質問は勿論の事、中国の若者が日本をどのようにみているか? 優秀な若者も日本あるいは日中の架け橋として活用できれば良好な関係も築けるのではないか、台湾問題の将来はどうなるか、日中の交流を推進するパイプ役の政治家不在では、など多岐に亘った。
また、懇親会はK氏の挨拶と乾杯の御発声ではじまり、大井篤代表理事の締めまで、あっという間に8時半となり、名残惜しい中でお開きとした。
(文責 岩崎啓一郎)
