ワイン同好会(バッカス・ワン)


活動報告


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バッカス・ワン第51回例会報告

 

開催日: 2025年7月2日(水)17:30~20:30

場 所: 商船三井ライン虎ノ門

出 席: 15名

料 理: しゃぶしゃぶ

 

テーマ: オーストリアワインを楽しむ

 

1. 白・辛口) Domaine Wachau グリューナーベルトリーナー100%

   果実味、ハーブ、ミネラル感

2.白・辛口)  Domaine Wachau リースリング100%

   果実味、ミネラル感

3.赤・Medium Body軽め) Mon rouge ツバイゲルト・ピノワール・サンクトラウレントのブレンド

   ラズベリー、チェリー等赤系果実味でバラ、シナモンのニュアンスあり

4.赤・Medium Body) JURTSCHITSCH 2021 ツバイゲルト100%

   ラズベリーなど赤系果実味、こなれたタンニン

 

オーストリアワインは日本ではあまり馴染みがないが、生産されたワインの80%が国内で消費されるためと考えれれる。 一人当たりの年間消費量は27lと日本の4l以下と比べるとはるかに多い。 産地は東側の3州だが、なかでも北部のニーダーエストライヒ州が盛んで今回の4本は全てこの州のもの。白葡萄品種は26、黒葡萄品種は14種。特に白には優れた地場品種が多い。中でもグリューナーヴェルトリーナーは栽培面積で全体の1/3を占める。また、黒ではツバイゲルトが代表的品種。

 

 

今回は15名が参加して第51回の例会を楽しんだ。

会場はS様の紹介の商船三井ライン虎ノ門で開催された。

今回は前述以外にお店が提供してくれたフランス産スパークリングワインでN様の乾杯の音頭で会をスタートした。その後、リーダーのK様のワイン説明(上記参照)で、 料理はしゃぶしゃぶの前に前菜と刺身がでて、しゃぶしゃぶが始まると肉が先か野菜が先かという話が飛び交い、白ワインに併せてまずはポン酢だれで野菜からがこのお店のお勧めということで落ち着いた。霜降りの上等肉を早く食べたい人も少なくなく、すぐにゴマだれも用意され、赤ワインも提供された。

 

 今回のワインはすべてアルコール度12.5%程度の軽めですっきりとしたさわやかなものでどの料理とも相性が良かった。

今回は久しぶりに参加された方もいらして、ワインマナーも含めたワイン談義や旅行の話などから発展してバッカス・ワンのメンバーでワイン試飲ツアーをしてはという話になり、北米の西海外やニュージーランドなどが候補地にあがった。

そして、いつもながらあっという間に3時間が過ぎてお開きとなった。

 

(文責:岩﨑啓一郎)

 

 






バッカス・ワン第50回例会報告

 

開催日: 2025年4月15日(金)17:30~20:30

 

場 所: ステーキハウスRRR(大手町)

 

出 席: 14名

 

料 理: フレンチ

 

テーマ: ポルトガルワインを楽しむ

1. 白・辛口) Afectuas Loureiro(DOCヴィニョヴェルデ)

  フレッシュ、フルーティー(オレンジやトリピカルフルーツ、月桂樹などの花の香)

2.白・辛口)  Soalheiro(DOCヴィニョヴェルデ)

  レモン等柑橘系やトロピカルな果実香

3.赤・Full Body) Duas Quintas2021(DOC Douro)

  ポートワインの生産の老舗でブドウ品種はTouriga Nacional50%とTouriga Franca21%

4.赤・Med Body)Esporan Reserva2020(DOC Alentejo)

  凝縮した果実味としなやかなタンニン

 

ポルトガルワインは欧州では歴史的に最も古い産地であり、葡萄品種も250以上の固有品種があり、様々な品種をブレンドする伝統がある。また、世界三大精強化ワインのうちポートとマディラがポルトガルで生産されていることを学んだ。

 

今回は初参加1名を含む14名が参加して記念すべき第50回の例会を楽しんだ。

会場はステーキハウスRRR(大手町)で開催された。

いつものように予定時刻より前に全員が集合して、リーダーのK様のワイン説明(上記参照)でスタートした。ポルトガルワインは日本ではあまりポピュラーではないが、参加者の中には数名ポルトガルワインを経験しており、その多くの人は昔「マテウスロゼ」を飲んだことがるということだった。 いざ、前菜から始まる料理に併せて、準備された前述4本のワインを飲んでいくとどれも美味で料理との相性も良かった。

今回は50回例会ということで、バッカス・ワンの歴史を最初から参加されている方々や「バッカス・ワン」の名づけ親のT様のお話を伺った後、話題はワインに限らず、料理へそして世界の歴史・経済・政治と高度化して、最後は日本の将来についての意見交換へと発展してあっという間にお開きの時間が来てしまった。

 

(文責:岩﨑啓一郎)